みつばち北陸ツアー最終日

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【菜友館プレゼンツ!古民家上映会】
中能登の道の駅駅長、地域おこし協力隊、自然栽培農家、看護師、民宿オーナーなどなど
この日の交流会は、かなりかなり、アツかったー!

 

『この集まりに来ているような、お金なくても豊かだよねと思っていらっしゃる皆さんとは違って
有機農家を数十年とやってきて、今は、
「農家がちゃんと稼ぐ!」ために77歳で、道の駅の駅長をやっている』という元気な方から

飲食店を11年以上経営し、お金もいつも何千万と持ってたけど、
体重は90キロを超え、奥様のアレルギーもひどくて
カラダを壊し、いろんな気づきを経て、たどり着いたのは、自然栽培農家!という大変革を遂げた同世代の夫婦、、、
などなど

いろんな立場からいろんな想いが交流して語り合い
どうなることやら・・と思ったくらいバラバラと思ってたけど、
最後、皆さんでたどり着いたのは

「価値の見直し。」

都会にはない地方の大事な資源を、安売りしちゃだめだよね。ってことだった。

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「わしゃーたちは、別に、何千万と持ち歩きたくて稼ぎたいわけじゃない」と駅長さん。

本当に必要なものに、ちゃんと価値が見いだされていないよね。
本当に、必要なものかもわからない、命とはかけ離れたものが、ものすごーく高額だったりするよね。
でも、命の恵みだからといって、高額の奇跡のりんごを生み出したいんじゃない。
みんなが食べて、生きるための普通の食べ物を作りたい。

大地と水とお日様と、小さな生きもののおかげで、自分たちが生きていることや
それを壊さず、健康的な「たべもの」をつくることは
当たり前のことなんだ。

でも、当たり前と、安売りは違うさね。
もっと、この当たり前のことに、
みーんなが有り難いんだ!って感じられるようにしていかなくちゃね。

という意見で、ハラハラしたけど、、、満場一致。(ほっ・・・)

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最初は、場に合わないなーという顔していらっしゃった駅長さんが
交流会の最後には目を見開いて話していたことが嬉しかったので
このあとすぐに、道の駅に伺った。

道の駅は、チェーン店がズラーっと並んでいる
どこの地方に行っても同じような景色の中にあった。

植物性100%、砂糖不使用、無添加でオーガニックなソフトクリームを販売していたり
市場を通さないその日直送の海鮮定食やさんや
有機野菜で地域おこしが始まろうとしていた。。

駅長さんは
「いやー、あんなにいい話をできると思わなかった!」と握手をしにきてくれて

その日のコーディネートを自慢してくれた。

黒髪染めは、中山薬局。
時計と眼鏡は、たまや。
シャツとパンツと靴下は、米田呉服店。
靴は、きのした靴屋。

道の駅のすぐそこには、何でもある。洋服も、めがねも、きっと安く手に入る。
でも
昔からある地域のお店でしか、買い物しないんだそうだ。

みんな拍手喝采。
『駅長さん!ありがとう。
私たちも、同じです。そんな風にして毎日のお買い物を考えてます。』

意識がつながるって、
しかも、大先輩とつながるって、嬉しいな。

よっぽどのことがない限り、コンビニは使わないし、
毎日の暮らしでお世話になるのは、仲間のお店がほぼメイン。
ありがとうで、気持ちよくつながっている。

わたしたちは、どんどん気づき始めた。
各地、そんな人たちがいっぱいいる。

みつばちが教えてくれた、小さないとなみの輪。
みつばちによって、あらためて、みんながまた輪になっていく。

 

そんなわけで
北陸の仲間 菜友館の美味しい無添加でオーガニックなお菓子は
伊那谷の仲間のお店
たろう屋さんや、てくてくさんにも販売中。

美味しいよ。ぜひにー!
(いつか、美味しいお魚も並んだりして… ふふふふ。)

最終日、とっても素敵な上映会となりました。
菜友館、中能登のみなさん、ありがとう!