お醤油
世界中でこれはすごい!といわれているらしい調味料。
『醤油』
毎日のように、いただいておきながら
どこから伝わってきたのかとか
どうやって出来るのかとか
恥ずかしながら全く知らなかった私。
昨年の春から約1年。ミズキが管理してきたもろみ。
ついに、お醤油絞りの日がやってきました。
やっと、すこーし知ることが出来たのと同時に
なんとも、いろーーーーーーーんなことを
考えさせられたお醤油絞り。
絞り師は、里山暮らしのバイブル『なかや』のトキさん。
作家でもない、コピーライターでもない、講演家でもないトキさんのお話は
いつもいつも、面白く。いつもいつも、心にスッとしみる。
醤油を日本に広めた 覚心のこと。
戦後から、お醤油作りを伝承し続けた萩原さんのこと。戦争体験のこと。。。
多くの人が集まって物見するものではなくて
生きるために受け継ごうとする人と人の繋がりによって伝わっていくこと。
特別なことではなくて
丁寧な暮らしの延長だということ。
なんで、面白いのか。なんで、スッとしみるかは
ときさんの毎日が、優しさでいっぱいで、幸せで、とても楽しいからなんだな。と
トキさんファミリーの姿、、、子どもたちの賢さ、逞しさ、なにより優しさに触れたヒトトキ。お醤油絞り。
美味しいお醤油のわけあいっこには、
それは、とても言葉ひとつじゃ言い表せないコトが込められているんだなぁ・・・。
とーっても大切な暮らしの基本を
教えてくれたときさんに、ありがとう。
土鍋で炊いた大根お豆腐などなどを
持ち帰った生醤油や、火入れ時に浮いてきたフンワリ醤油で
うなるほど、美味しくいただきました。