8月21日 食べて観て踊る上映会 古民家レンタルスペース・グッピー /神戸・湊川

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たくさんの人にシェアしてもらい応援してもらった上映会。
無事に開催できました。
振り返ればいろいろと、行き届かない点も多々あり、また予定した順番を本番で変えたりと、
自分としてはいろいろとバタバタしていたのですが、
皆さんと手話ダンスなどを交えながら見るだけでない体感をしてもらいつつの上映会。

大阪からこのミュージカルに参加していたえりなちゃんも駆けつけてくれて、手話ダンスの意味やその時のエピソードなども交えながらになり、思う以上の体感を味わっていただいたと思います。
参加者の中には高校生もいたり、農業研修中の方、保母さん・・・という目線からの感想をいただいたり、また「最近ハチミツがきれて買おうと思ったときに国産は高いなと思いつつ買わなかった。そのことがあって、今日ふと気になって・・・」と訪れてくれた人がいたり・・・笑

なぜ高いのか、なぜ蜂が怖いのか、最近頻繁に来るようになった蜂はどこから来るのか、

蜂と私達がどうつながっているのか・・・そんな一人一人の疑問が、ここに立ち寄らせてくれたと思うと、本当にいとおしくなりました。

それから農業研修生が話してくれた日常。
「自分は有機を体験しているが、その周りには農薬を使う年配者が多い。
農薬を振りまきながら、僕に「これからは兄 ちゃん達の時代やで、がんばってよー」と声をかけてくれる。
これまで農薬を使ってきた農家さんの中に、これが害になるなんて思ってやっている人はいないと 僕は思う。
時代がそうさせた。だから僕は農薬を敵視できない。そうではなくて自分たちがそれを選ばずに農業をする、それが大事だと思う」と・・・。

まったく同感です。これまでの時代を、結果今どうであれ進んで来てくれた人たちに感謝をして、私達が今を選択する。
そのことが今、本当に求められている し、出来ること。これは幸せなこと。希望であり、夢とかではなく、もう走り出している現実だと・・・
私は今回の上映会をしながら強く自分自身が励まされて いるところです。

by みつばちWEST 関西上映ナビゲーターTORAKO🐝

【みなさんからの感想】

  • 自然のめぐりがいいとわかっているし、畑も自然に任せて作っているけれど、周りでは農薬も使われている。自分にできることは、自然にそって生きること、それを周りの人に伝えるぐらいかな? それぐらいしか出来ない事がちょっと悲しいし悔しい。(60代女性)

  • ネオニコチノイドのことは数年前から話題になっていましたが、教育的でなく、すーっと入ってくるこの映画はやさしくていいと思いました。(50代女性)

  • 「みつばちが減っている」ということは耳にした事があったけれど、詳しい事は知りませんでした。ちょうど昨日母親と買物に行った時、はちみつを買おうとして「国産のはちみつはやっぱり高いねぇ」という話をしていたので・・・。新しいことをたくさん知る事が出来ました。多様性に関して、自然界での「100-1=99」でない、という話を聞いた事があります。100-1=98かもしれないし、60、20、3や2になるかもしれない。人は結果を数字で考えがちだけど、連鎖は数字では表しにくい、という話。今日の上映で、この話を思い出し、あらためて再認識しました。(30代女性)

  • みつばちの力と可愛らしさと、命のつながりを感じました。そして、そのつながりの崩壊の恐ろしさも伝わってきました。みつばちの保護が地球の環境にやさしいのと、聴覚障害を持っている方でも手話や字幕で映画を楽しむことができることへのやさしさが重なりました。                      (高校生男子)